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映画「オッペンハイマー」 原爆の父

2024/04/05

こんにちは、Kazuneです。

昨日は映画「オッペンハイマー」を観てきました。
ニュースで言ってましたが、日本公開は遅れていたようですね。
やはり、原爆という日本にとってはナイーブな問題がテーマなので、タイミングや公開自体をするかどうか考えたようです。

これから書くのも場合によっては不快にしてしまうかもしれませんので、怒らない方だけみてください。


私は戦争を体験はしていないし、学生時代は社会が苦手だったし、ニュースや新聞で見る情報くらいでの戦争の知識がありません。
そんな中でも小学生の時に読んだ「はだしのゲン」は衝撃的でした。
小学生の時なので、アメリカを憎むというより、「戦争の時代に生まれなくてよかった」と思った記憶がなんとなくあります。

思いっきり私の主観が入ったり、個人の感情が入ってしまいますが、あしからず。
だから、ここで書くことは歴史的に正しいことではないし、アメリカや日本がそう思っていたということでは決してありませんので、「みなさんはどう思いますか?」という問いかけだと思ってください。


終わったことだからしょうがないけど、まず原爆について常々思っていたのは、
「戦争を利用して日本で原爆の効果を実験された。」という思い。

広島、長崎の2か所で「ウラン型」「プルトニウム型」の違うタイプの原爆の効果を理論値ではなく、実際の効果のデータを検証したんだろうなと。

映画では2つ原爆を落とす理由をもっともらしく言っているけど、恐ろしい人体実験に対する言い訳をして、罪悪感を減らす意図しかない。と思ってしまう。罪悪感すらあやしいかもしれません。

よく日本人のことを「モンキー」という表現で差別的に見ていたこともよく耳にします。

「モンキーになら原爆使っても問題ない。ウランとプルトニウムの効果を検証してしまおう!」

そう感じてなりません。

映画の流れの中で印象に残ったこと(なので、ネタバレにならないように書くつもりですが、ちょっと内容についても書きますので、映画を観るつもりの方は読まない方がいいかも?)

映画は映画なので、完全な真実ではありませんが、


「ソ連やドイツとの原爆の開発競争」
もちろん殺すための武器を作るのに罪悪感をいだくようなら武器は作れません。でも、どこよりも早く、国の威信をかけて1番に完成させることばかりで、それを使ってどれだけの人がなくなるのか当時の人は本当に考えなかったのか?むしろ、「これで大量にやっつけられれば、相手は降参するだろ。」「戦争の概念が変わるぞ」程度の感覚だったのか?

アメリカは実験で成功して喜び、原爆を投下して戦争の終結を手放しで喜んだ。
日本の原爆の被害を心配するアメリカ人はこれっぽっちもいない。(映画では)

でも、戦争中に敵の被害を気にすることはないですね。被害を出すことが戦争ですからね。

「オッペンハイマーの本当の心情?」
オッペンハイマー自身は原爆の開発には「懸念」を抱いていたようではありますが(映画では)
本当にそのように考えていたのかな?と気になるところです。

今の時代で原爆をテーマに映画を作る上で、

「日本は全然降伏しないから、原爆で終わらせるしかなかったんだよ。あれは正しかった。アメリカはよくやった!世界で唯一原爆を使った国で誇らしい!」

なんて映画を作ったら大バッシングは必至。
当事者の国でも「原爆を憂う」人がいた。という設定だから映画としては深まっていくわけで。
「憂い」の感情は本当だったのか?気になるところ。


今回の映画はやはり年配の方がたくさん観に来ていました。
この方々はどんな感情で見ていたのかな?どんな感想を抱いたのかな?

私は話の流れを完全に把握してたわけではなく、ちょっと「??」と思いながら観てる部分もありました。
みなさんの中にいは映画の言いたいことをちゃんと理解できる方もいると思うので、みなさんも観てみてほしいです。

今回は人の業みたいなものも感じれて、アメリカ人というより、「人ってしょうもないな」と思わされました。

原爆を作るなら一致団結してつくればいいのに、「地位」や「名誉」「立場」「疑い」などなど、仲間うちでもうまくいかないんですから。

そして、原爆を作った功績を称えられながらも、「業」を背負う。

「一生懸命やって、成果を出しても幸せとは限らない」

では、どうしたらいいんだ!
人の「やさしさ」や「許す」ことが救いになるのではないでしょうか?

私も決して気持ちよく観たわけではありませんが、アメリカを憎んではいません。
アメリカ人を見かけたらぶん殴らないと気が済まないということではまったくありません。

でも、先日イラン?でしたっけ?イスラエルに報復するとかなんとか報道されてたのを見たように思います。

「やられたらやり返すのは当たり前」

これではいつまでも戦争はなくなりません。

宗教も栄えているところですから「許す」ことを学んでほしいものです。

「オッペンハイマー」は戦争をやめる方向にどれだけ貢献してくれるかなー?


川崎市多摩区 登戸、宿河原、久地のヨガとシンギングボウルのスタジオ
Root One Yoga


 

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