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花粉症と花粉症の薬のこと。

2024/02/26

こんにちは、Kazuneです。

花粉シーズンですね。もう2月も終わりですが、3月もまだ続くので、花粉症の方は頑張って乗り越えていきましょう。

そこで、毎シーズンのことではありますが花粉のことを書いておきたいと思います。

まず、花粉症の症状はなんで起きるのか?
花粉症状が出るというのは、体が花粉に対して敏感な状態。花粉を指名手配犯として常に警戒しているような状態です。
花粉が体に入ると、指名手配書は出回ってますからすぐに抗体が反応します。

①抗体が花粉を認識する。
②認識したら肥満細胞から「ヒスタミンなどの化学物質」を放出する。
③ヒスタミンによって、「鼻水」「目のかゆみ」「鼻の血管の炎症で鼻づまり」などの症状が出る。
④ヒスタミンによる不快な症状は花粉を排除するための体の反応です。つらいけど。

こんな反応が起きているわけですが、

花粉症の薬は迷っている方が結構います。
何を選べばいいのでしょうか?

内服薬がたくさんありますが、花粉の薬は「第1世代」と「第2世代」の薬があります。

【内服薬】
「第1世代」
ずっと昔から使われているコルゲンとかストナとかパブロン鼻炎などなどのお薬があります。
これらは「抗ヒスタミン薬」というヒスタミンに拮抗することで、ヒスタミンの効果を出さないようにする薬です。

効き目はシャープで「とにかく症状を早く止めたい!」という場合は効果が発揮されやすいお薬です。

そのかわり、副作用の「眠気」「のどの渇き」などの症状も感じやすいのが特徴です。



「第2世代」

この世代はもともと医療用で使われていたものが一般用のお薬になった「スイッチOTC」というお薬です。
アレグラ、アレジオン、クラリチン、タリオンなどなどありますが、

第2世代はそれ自体にも第1世代みたいに放出されたヒスタミンに抵抗する力もありますが
肥満細胞から「ヒスタミンなどの放出を抑える」力があります。

ヒスタミンが出なければ「眠気」などの副作用も低くなります。
また、花粉が飛び始める少し前から飲み始めることで症状を出にくくする効果があります。
すでに2月も終わろうとしてますが、服用していくほどに花粉症状が出にくくなりますから、今からでも気づいたら飲むようにしてください。

「一般的な基準」で内服薬を選ぶ場合は
・とにかく症状を抑えたい場合は「第1世代」
・眠気などの副作用は困る。飲み続けられるなら「第2世代」

細かいことは薬剤師に相談してみてください。


【目薬】
・症状が止まればよいなら「抗ヒスタミン」「血管収縮剤」が入っているもの。値段も「安い」
・使うほどに花粉の反応が軽減される「抗アレルギー薬(クロモグリク酸)」が入ったもの。値段は1000円前後
そして、抗アレルギー薬に充血改善などの「抗炎症」成分が医療用のものが入っている、とか、かゆみ止め成分が「2倍」とか「角膜保護成分が入っている」などプラスアルファしていくほどに少しずつ値段も上がります。高いのは2千円前後かな。

【点鼻】
これも
・抗ヒスタミンが中心の安めのもの
・抗アレルギー成分が入ったやや高めのもの
があります。さらに、
・ステロイド剤で鼻腔の充血を抑え、ひどい鼻づまりを改善する。
ものもあります。

内服薬に点眼や点鼻も併用可能です。
併用する場合は薬剤師さんに使うタイミングなど相談した上で使用してくださいね。

まだ、花粉時期は続きますから、参考になれば幸いです。
なにか質問したい場合はオフィシャルラインのメッセージやHPの問い合わせからメッセージいただいても大丈夫ですから、お気軽にご連絡くださいね。




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