川崎市多摩区にあるRoot One Yoga STUDIOは南武線 宿河原駅から徒歩3分、シンギングボウルが体験できる数少ないヨガスタジオです。

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【新年のあいさつとヨーガ、瞑想でのお話し】パート2

2024/01/05

連続投稿で続きです。  パート2。
疲れたらパート1だけでも。。。

さて、困難な時に「気づき」「慈しみ」「憐れみ」「智慧」の善い性質に安らぐとはどういうことか?

「飛行機事故の時」
ニュースでJAL機の外が燃えていて中も煙が立ち込めはじめている時の動画が放送されていました。
子供が泣いて「早くだしてください!」と叫んでいる中

ある大人は「落ち着こう!」「CAさんの言うとおりにすれば助かるから!」「頭低くして。煙吸っちゃうから」と声をあげていました。
おかげでパニックにならず、みんな我慢して脱出準備が整うのを待っている映像は素晴らしかったです。

火が燃えていること、煙が入ってきているなどの外的要因はどうしようもありません。
この動画ではみなさん、内面に向き合えていたと思います。

「自分がパニックになることはみんなに迷惑をかける!子供がよけい怖がってしまう。」
「声をかけて勇気づけよう。」
「CAさんは一生懸命がんばってくれている」
「みんなで生き延びよう」
などなど

みんなが自分の状況に「気づき」みんなで生き延びるための「慈しみ」からの声かけ、または怖がっている人を勇気づける「憐れみ」からの声かけ、パニックにならないことが生き延びる「智慧」だと理解した一体感を動画から感じました。

また、こんな心無い記事も読みました。
中国のあるキャスターが「因果応報」だ。というコメントをしたとか。
中国に対して都合よくならない日本は報いを受けたのだ!という言葉。

この事故は日本人とか中国人とかまったく関係ないことであるのは明白で、人としてこのような困難をした人に労りの言葉をかけられない心の貧しさを感じざるを得ませんが、

「どんな人にも良い性質がある」とリンポチェは言います。


この人にどのような良い性質があるでしょうか?

「愛国心や自分への憐れみ。」かな。と私は思いました。(他にも見方はあると思います。)

歪んだ見方であるには違いありませんが
日本が日本人が困難になることで、相対的に中国が私は幸せである。と思ってしまったのかなと。

普通は怒りが湧きますよね。
でも、怒りは自分自身も傷つけます。それは智慧ではありません。

憐みの気持ちでこのような方を許しましょう。

「この人はきっと幸せでないのだろう。だからつい、他人の不幸を見ることで自分の方が上だと思ってしまったんだな。このような見方は決して幸せにしないけど、そのことにこの人もいつか気づいて心が正されますように。」

という憐みの気持ちを向けることで相手の攻撃的な心は気にしない。という練習です。


今回はこのような大きな天災や人災ですが、「自分の内面は手の内にある。」ことを常に理解しておけば
会社の人間関係やあおり運転やご近所トラブルや通勤ラッシュなどなど日常のトラブルをトラブルにしないこともできます。

そのためにヨーガや瞑想(当スタジオではシンギングボウル)を練習することが大切なんです。



 

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