川崎市多摩区にあるRoot One Yoga STUDIOは南武線 宿河原駅から徒歩3分、シンギングボウルが体験できる数少ないヨガスタジオです。

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心配する物事のだいたいは起きない。

2024/05/18

こんにちは、Kazuneです。

5月も中旬。
4月に新社会人が入ってきて、現場で働き始めている時期なのでしょうか?

先日、こんな話を聞きました。
これは、「あるある~。」とも思うし、別なレベルで「自分にもある。」ことだと思います。


ある薬局の職場に新人が入ってきました。
いろんな業務を教えているある日、足りない薬が発生しました。
他の店舗に電話をして在庫があればもらう必要があります。

そこで、新人に「近隣の店舗に電話して在庫あるか聞いてくれる?あれば○個もらえるか聞いて」とお願いしたそうです。

そしたら、新人は電話をするのが緊張するのかなかなか電話せず、先輩に聞いてきます。
「どの店舗から電話したらいいですか?」
「なんて言えばいいですか?」
「やさしい人がいる店はどこですか?」
などなど。

心の中でいろんなシチュエーションが上映されて終わらない。

なかなか電話しようとしない新人にとうとう先輩は
「そんなこといちいち考えてる時間がもったいない!近くの△△店からかけなさい。」
と言って電話をさせます。

結果

あっさりと「いいよ、〇個ね。大丈夫です。」

と簡単に終わりました。

先輩は
「ね。同じ会社同士なんだし、みんな助け合ってやってるんだから大丈夫だよ。心配していたことなんて何も起きなかったでしょ?それより、さっきいろいろ心配していた時間がもったいなかったでしょ。あの時間がなければ2,3分でこの仕事は終わってるんだから。」

笑い話のような出来事ですが、意外と笑えません。
なぜならみんなこのような妄想を抱きがちだから。

私もヨガインストラクターが取れるところに入会するときに、そこで教えているヨガの先生にいろいろ質問しました。
「ヨガのインストラクターのみで仕事としてやっていけるんですか?」
「生徒さんをケガさせてしまうことないですか?」
「この年齢から始めても大丈夫ですかね?」
みたいなことを他にもいろいろ聞いた気がします。

そしたら、
「今、まだインストラクターとして土俵にも立っていないのに、そのことを心配してもしょうがないよ。まずはやってみないと。」
と言われ、「そりゃそうだ。」と思い、意を決して入会したことを思い出します。

コロナの時だって
「コロナはわざとばらまかれた陰謀だ」とか
「ワクチンをするとこうなってしまう」とか

普通の人間関係だって
「あの人はおれのことが嫌いに違いない。」とか
「あの人は薄情だからいざという時に手伝ってくれないと思う。」など

振り返ると
自分も他人も結構自分勝手な判断や妄想が多いことに気づくと思います。

みんな不確定なことに関しては予測するしかありませんが、その不確定な未来に対して心配しすぎたら一歩も前に進めません。

ヨーガの練習は「今、ここ。」を体験すること。とよく言われます。

1歩1歩確実な感触の実感を見つめることがヨーガです。

10歩先を見ながら「5歩先は水たまりか、8歩先はくぼんでるな。」て予測して歩くからこの1歩がつまづいたり、足首をひねったりします。結果10歩先にたどり着けなかったり、遅れてしまう。

1歩1歩を確実に成功させることに集中したら10歩先には安全にたどり着きます。

「未来の心配のだいたいは起きない!」
心配しながら行動しているとそういう結果になります。

今の1歩の成功を実感しながら行動しているとこれもそういう結果が待っています。

ヨーガに集中して取り組んでみましょう!


川崎市多摩区 登戸、宿河原、久地のヨガとシンギングボウルのスタジオ
Root One Yoga


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